こんにちは。
育児に悩むママたちと話していると
子供が小さい頃にさんざん悩んだことを思い出します。
あー、私、全然こどもと一緒にいてあげなくて、ダメな母親だなあ。
パートで病院に行く度、研修で遠方に行く度に
そんな風に思っては落ち込んでいました
自分の母が、私が大きくなるまで専業主婦で家にいたから、というのが一番の理由だと思います。
もちろんその頃にも仕事を持っていたママたちはたくさんいたと思いますが
その頃に比べ、共働きの割合が圧倒的に多くなった今も
なぜかママたちが思う理想のお母さんは
サザエさんに出てくるおフネさんぽいです。
![](https://sukoyakamamanoie.jp/wp-content/uploads/2023/05/117560-300x300-1.jpg)
なんの刷り込みなんですかねー
私自身もそれに振り回された側なのでアレですが・・・
人は、自分の知っている価値観の中でしか生きられないんですよね。
ザ・昭和のお母さんのイメージをいつまでも消すことができないのは
自分の経験や価値観に刷り込まれているからです。
そして、母親とはこうあるべき、という考えを勝手に作り上げていきます。
たくさんの時間を一緒にいてあげられるのがいいお母さん
だと感じている方がとても多いですね(自分も含め)。
我が家に関していえば、今も昔も旦那さんのほうが子供たちと一緒にいる時間が多いです。
子供が休みの日は私が仕事をしていたり、研修で不在だったりするので・・・
寂しさを感じていないわけじゃないようですが、
こどもたちは「そういうもの」だと認識しているようです。
ママたちは自分なりの「理想の母親像」を持っていますが
子供にとっての母親はたったひとりで、比較対象がないため
自分の母親が「母親像」です。
たとえ他人から見たらとんでもないママだったとしても、
子供がそんなママを好きで、幸せなら
いい母親なのです。
一番言いたいことは
たったひとつの正解しかない、なんてことはない、ということです。
子供の気分を無視して、勝手に理想と違うと落ち込む必要はありません。
100人いたら100通りのいい母親がある。
思い込みにとらわれず、自分らしさを大切にしてくださいね。