ママたちの悩みの種。
じーじばーばの
「泣いてるとかわいそう」攻撃。
泣く=かわいそう
って言われますが、本当にそうなんでしょうか?
小さくてまもってあげないといけない命ではありますが
赤ちゃんが泣いていたらかわいそうって思うけれど
2~3歳くらいの子がおもちゃ売り場で
「おもちゃ買って~!」
って寝転がってじたばたして泣いていたら
かわいそうって思いますか?
・・・多分、それほどかわいそうには感じないと思います。
私だけ?
そういう方向で進めますが、
やっていることは同じはずなのに
かわいそうに思ったり、そう思わなかったりしますよね。
真相は赤ちゃんに聞いてみないとわかりませんが
私個人としては
泣いている赤ちゃんをかわいそうにしているのは、かわいそうと思っている大人
だと考えています。
だって赤ちゃんはお話ししたり、自分の気持ちを伝えているだけです。
本能のまま生きている時代なのだから
お腹が減っても泣くし、
おむつが汚れても泣くし、
眠くても泣くし、
寝起きでも泣くし、
抱っこしてほしくても泣くし、
ママが見えなくなっても泣くし・・・
これって、そんなにかわいそうですか?
誰かに何かを伝えようとするのに、言葉が話せなかったら、
ただジーっと見つめていても伝わりません。
まずは自分に注意を向けて
自分の言いたいことに耳を傾けてもらう必要があります。
だから泣いて自分の方を向かせているのです。
お腹がすいた子供が
「ママ―、お腹減った~」
って伝えることは
別にかわいそうでもなんでもないですよね?
言いたいことを言っているだけなんだから。
かわいそうなのは、一生懸命泣いて伝えようとしているのに
それを聞いてもらえなかったり
自分がかわいそうといわれることでママがへこんでいると感じてしまったり
本人はかわいそうなんて思っていないのに
勝手にかわいそうな人にされてしまったりすることです。
話せるようになったら、言葉で伝えられるようになるので、
泣かなくても相手に伝わります。
だから、成長と共に日常生活で泣くことは減っていくことが多いと思います。
泣く=かわいそう
と考えるのは、勝手な思い込みです。
じーじばーばに言われてへこんでしまうママや、
泣いているのはかわいそうなんだと思ってしまうママもいるかもしれません。
でも、たとえじーじばーばにかわいそうな子にされてしまっても
ママが「うちの子はかわいそうなんかじゃないよねー」ときちんと信じて、伝えてあげられれば
子供は自分を信じることができるんです。
「泣くとかわいそう」攻撃にへこたれる必要なんてないことに気づいていただけたらうれしいです。