毎日一緒だからこそ気づかないこと

赤ちゃんと一緒に治療を受けに来られるママ。

皆さん治療後の赤ちゃんの変化をよく感じ取ってくださいます。

「すごいやわらかくなった~」

「抱っこしやすい~」

と優しい表情をされます。

が、多くの方がその後で

「気づかなかったなあ・・・」

と、我が子の調子が徐々に悪くなっていたことに気づけなかったと落ち込みます。

母と子

大人もそうですが、急な変化には気づきやすいものですが

毎日少しずつの変化には気づきにくいものです。

それが毎日一緒にいれば、なおさら。

髪の毛の長さの変化などはそのいい例ですね。

毎日一緒にいるからこそあまり気づかず、時々会う人の方が気付くもの。

それ、慢性疾患とか、赤ちゃんの緊張具合とか、当院で対応させていただくものと同じことがいっぱいあります。

だから、気づかなかったからと言って落ち込む必要はありません。

でも、意識はしていた方がいいですね。

生きている限り、生活している限り、体に対して負荷のかかることはいっぱいありますから。

逆に、いつもと違って具合が悪いとか、ご機嫌の具合がなんだか違うとか、顔色がいつもと比べてどうだとか

そういうものは、毎日一緒にいる方がわかりやすいです。

「いつもと違う」と感じられるママの感覚がとても大切ですね。

ただ、わかりやすいからといって、悪くなってから対応するよりは

基本的に「メンテナンス」の気もちで定期的にお会いする方の方がお元気ですので

自己管理を含め、「予防」を心がけるに越したことはないかと思います。

母子ともに、心身のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか。

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