「うちの子、身体がかたいんです」
なんて、割とよく聞きます。
まあ、ある程度の年齢になるとそういうこともあるかな、と思います。
でも、赤ちゃんは基本やわらかい生き物です。
今でこそ身体がかたいうちの息子も
赤ちゃんの頃は、こんなに!?というほど身体がやわらかく、
すべすべな肌がきもちよい存在でした。
多くのママたちは、赤ちゃんの身体がかたいのは生まれつき、
最初からそうだった、と思っておられます。
でも、かたい赤ちゃんもケアをして状態がよくなっていくと必ずやわらかくなります。
また、かたくなったとしても、ケアを続けていれば見違えるほど変わります。
まずは、本来の赤ちゃんがどんな状態なのか、ママが知ること、体験することが大切です。
当院に来られるママたちも
なんとなくは気になってるけれど、どうなのかな?とはじめは半信半疑な方もいらっしゃいますが
ケア後の我が子の変化に驚かれます。
うちの子、本当はこんなにやわらかかったんだ(゚д゚)!
そう感じることが、まずは第一歩です。
それが、その先の基準になるんです。
母体の歪みや、分娩時のダメージなどで
出産して最初にお世話の練習をする時点ですでに身体が凝り固まっている赤ちゃんは、
わたし的には珍しくもなんともありません。
だいぶ前に
という記事を書きましたが
生まれてからまず一度、本来の姿を取り戻すのはとても大切なことだと思います。
歪んだまま、本来の姿でないまま成長すると、それを良くしていくのにかかる時間は比例して長くなります。
早めにお子さんの身体の状態の基準を知ることは、赤ちゃんのその後の成長にも大きく影響します。
とりあえず一度、母体内の問題・分娩時のダメージを軽減してみると、
我が子の違った一面を見られるかもしれません。