妊娠中気になるおしもの話

妊娠・出産

妊娠中の皆さん、
なかなか聞けないおしもの話・・・

新型コロナの影響で、初めての妊娠なのに母親学級が受けられない~という方が続出しているそうですね。
私の古巣のクリニックでも、クラス系が中止になったりしているそうです。

ぶっちゃけ母親学級で教える内容のほとんどは、
た〇ひよを熟読していれば知っているようなことなのですが

多分大切なのは、
スタッフと直接話す機会があること
現場の声が聞けること
かなと思います。

数年前の話ですが
私は母親学級を担当すると
なかなか自分から聞けないシリーズ!!
などと称して
おしも話を勝手に繰り広げていました。

気になるけど、自分からは聞けない
それがおしもの話・・・

場合によってはありがた迷惑な話だったかもしれませんが(汗)
感触的には割と好評だった・・・と思います(汗)

その中で、特に皆さんが気にされていたのが

会陰切開

の件でした。

これは産院によってや、複数ドクターがいる病院では担当医によって傾向が変わりますが
誰が担当しても変わらないことがひとつ。

それは、
会陰の伸びがよいほど、産後が楽だということ。

赤ちゃんの出口が狭い、赤ちゃんの頭と出口の大きさが合わない時に、

昔でいうところのスソを切るという処置をして赤ちゃんの頭を出やすくすることがあります。

もちろん、切る必要が無ければ切らなくても出産は可能です。

私自身は、一人目はがっつり切りましたが、二人目は切らずに出産できました。

このとき、会陰の伸びが悪く分厚いままで1cm切るのと、
会陰がよく伸びて、うすーくなったところで1cm切るのでは
その瞬間に確保されるスペースは同じでも

出産後・・・
分厚いまま切ったところはそのまま1cmの傷
うすく伸びていた部分がもとに戻るとわずか数ミリの傷
という違いが出てきます(゚д゚)!

無事に赤ちゃんを出産することが最優先ではありますが
傷のあるなし、傷の程度の違いで、痛みの程度が変わってきますので
産後にゆっくり休めるかどうか、回復のスピードにも違いが出てきます。

切った、切らない両方を体験した身としては
こんなにちがうのかとびっくりしました。

このブログではちょいちょい内臓が下がっていると・・・的な話題になりますが
妊娠中や出産後は様々な理由で子宮を含む内臓が足方向に下がりやすくなります。

内臓(子宮)が下がっていると、尿漏れや痔の原因になる他
子宮の出口が膣から出てきてしまう(!!)子宮脱の原因にもなります。

ということは、会陰にも圧力がかかりますので
出産した日や翌日におしもの傷がつれて痛い・・・というのは
傷そのものに加えて内側から傷が圧迫されていることがままあります。

このような体験しなくてよい痛みを、できるだけ避けるためには

出産に向けて会陰の伸びをよくしておくこと

内臓が下がらない体を目指すこと

が大切になります。

会陰の伸びは下半身の状態と連動しています。

例えば足首の固さと会陰の伸びはほぼ連動していたり
内ももがかたい、押すと痛い場合や下半身のむくみが強い方は
会陰が伸びにくい傾向にあります。

マタニティ向けの情報誌などでは会陰マッサージの方法なども載っていたりしますが
まあ、大きなお腹で直接マッサージするのは大変ですし
何より抵抗がある・・・と思います。

普段から足首を動かしたり、冷えないように意識したりするのもいいですし
体を整えて、内臓が下がらないようにすることでも下半身のやわらかさにつながります。

つまりは体を整えていると、会陰も伸びやすくなります。

体のつながりは、日々患者さんを診させていただいていても発見の連続です。

今日は怒涛のおしも連発ブログになってしまいましたが

体を整えると会陰の伸びが変わること

それから、お腹の中の赤ちゃんも発育環境がよくなることなど

いいことがいっぱいですので

ぜひ妊娠を考えている方、現在妊娠中の方は体を整えて出産に望んでいただいて

元気な産後を迎えていただけたらと思います<(_ _)>

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