婦人科

内臓

「婦人科」

と聞くと、卵巣と子宮しかイメージが浮かばないという方が多いです。

間違ってはいないのですが

卵巣と子宮だけの問題ではなく

脳からの指令も関係しています。

脳内の視床下部が同じく脳内の脳下垂体に指示を出し

指示を受けた脳下垂体が卵巣に指示を出し

卵巣から出る指示で卵胞が育ったり、

子宮内の内膜が厚くなったりします。

この指示として出されるのがホルモンです。

子宮内膜は、

妊娠したら赤ちゃんのベッドに、

妊娠しなければ月経血として排泄され、これがいわゆる生理です。

また、卵巣から脳へ報告が上がり(フィードバック)、

状況に応じて指示を変えるということをしています。

子宮と卵巣は、内臓の中で脳と一番離れている位置関係にあります。

遠くの相手に指示を通すには、

障害物があってはいけないし、

伝言ゲームで指示内容が混乱してもいけません。

となると、指示を出す脳や指示を受ける子宮卵巣自体はもちろん重要ですが、

同時に指示の通過経路がきちんと確保され、正しい情報が伝わることが必要です。

体内で指示を運ぶのは何でしょう?

血液です。

脳から子宮卵巣までの間の血流(伝達経路)が問題なければ、

遠くても指示が通ります。

婦人科系に不調がある方は、冷え性をお持ちの方が多くいらっしゃいます。

「冷えは万病のもと」と言いますよね。

冷えている = 血流が悪い = 指示系統がうまく働けない

とも言えます。

血流を邪魔するものとしては、

筋肉の緊張、骨格のゆがみ、内臓の位置や機能の問題などがあります。

歪んだ状態よりも整った状態の方が血流がよさそうというのは

なんとなくイメージがつくと思います。

脳や内臓がきちんと機能すること

それぞれの指示系統が正しく伝達することで

体はコントロールされています。

これは、生理に関連するものもそうですし、

妊娠や更年期に関連するものにも当てはまります。

調子の悪い場所があると、そこだけにフォーカスしてしまいがちです。

婦人科的な不調を自覚すると

直接的に子宮や卵巣に問題があると考えてしまいます。

そして、意識の高い方の方が

冷え取りなどに代表される「温める」セルフケアを行っておられます。

子宮や卵巣の状態を上げるのは良いことです。

それで解決できることもあると思います。

でも、もしかしたらそれだけでは解決できないこともあるかもしれません。

そんな時

そういえば、脳も関係しているってどこかで聞いた気がするな、

途中の血流も関係するって言ってなかったっけ?

という情報が頭の片隅に引っかかっていてくれたら

別の可能性を模索することができます。

体を大きく、トータルにとらえてみると

体の調子を上げるためのヒントが見えるかもしれませんね。

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