こんにちは。
ジェットコースターのような寒暖差に、体調を崩す方が多い今日この頃。
朝晩は冬で昼間は夏・・・
まるで砂漠のような気候ですね。
この温度差の落差が大きいほど体がついていけずにだるく重くなりやすい傾向があるのですが
ちょいちょい書いているように、しっかり入浴することで負担を和らげることができます。
シャワーだけで済ませず、しっかり首の根元までお湯に浸かってみてくださいね。
さて、今日のテーマですが
春先はいろいろ出てくる、のいろいろって何?
まあ、いろいろなんですが・・・
・だるい重い症状
・浮足立った不審者
・皮膚症状が出やすい
あたりがわかりやすいですかね。
体の状態から考えてみると
だるい重いは、寒暖差で内臓、主に体温や水分量を調整するところに負担がかかって
重力に逆らえなくなると、内臓が骨盤の中に落ち込んでしまい骨盤を内側から押し広げると
血流↓、下半身の不安定さで感覚的に体が重くなり、思い体で動くので疲れやすくだるくなったり、
快眠できずに疲れが取れにくいという状態になります。
春は変質者や不審者などおかしな人が増えるという傾向もあるのですが
そこまで極端でなくても、地に足がついていないとか浮足立っているとかという表現の状態になりやすいです。
内臓が下がることで下半身が不安定になり、本来の体の重心が上半身や頭の方へ移動するため、
地に足がついていない=重心が上がっている
浮足立つ=下半身が不安定でしっかり足がつかない
といえると思います。
昔の人はうまいこと言うなー、と感心してしまいますね。
ちなみに、頭の方に重心が上がっていると頭に流れる血流が悪くなるのでぼーっとしやすくなったりします。
そういう状態を、頭がお花畑というのかもしれませんね。
また、4月5月あたりになると、皮膚に問題が出てくる方が増える傾向があります。
普段は何もない方で肌のかゆみがでたり、一時的に蕁麻疹が出たり、湿疹が出たり。
もともとアトピーのような問題をお持ちの方は症状が悪化しやすくなります。
そしてたいてい近日中にあった何かが原因ではないかと考えるのですが
話はもっと大きく、冬の寒いときに脂肪に貯めこんだ毒や老廃物が温かくなって外に出てくることが一つの原因です。
冬の間に何を食べたか、きちんといらないものを外に出していたかによって次の春の状態が変わります。
詳しい人はご存じでしょうが、冬の過ごし方で花粉症の症状が軽くなったり重くなったりすることも言われています。
不快であるという理由から一方的に悪者扱いされやすい皮膚症状ですが、
実は体の外に出したいいらないものを、便・尿・汗のメインルートの他に出してくれているという、
お助け機能だったりします。
外に出せない毒や老廃物は体内に蓄積されることになりますから、体の中に毒がたまったら、もっと大変なことになりそうだと思いませんか?
外に出してくれているだけありがたい、と私自身は思っています。
冬の問題だったら、今どうこうしても仕方ないのでは?と感じる方もいると思いますが
それは今度の冬に気を付けてもらうとして
毒を出すのが間に合わないから皮膚からも出していることに注目していただければと。
要は便・尿・汗をしっかり出すこと。
「ちゃんと出てるよ~」という方でも、ものは出ていてもそこにいらないものが入っていないということもあるあるです。
例えれば、お通じがごみ収集車、体がおうちだったとして、
定期的にごみ収集車はきているけれど、おうちからごみステーションにごみを出していなければ
おうちの中にはごみが溜まりっぱなし、みたいな状況です。
血流がよくないとおうちからごみステーションにごみを出せないので、
とにかくありとあらゆるもの(血液とか、リンパとか、ホルモンとか、食べ物とか)の流れをよくすると考えてもらえればいいかなと思います。
また、毒を摂る量を減らすために、どう考えても体に悪そうなもの(コンビニ飯、ファーストフード、スナック菓子、甘いお菓子など)は控えてみるのも手段のひとつです。
要は、入ってもそのまま出ていけばプラスマイナス0で体には溜まらないので
出せないなら入れない、入れるなら出せるようにすればそれ以上の悪化は防げるという理屈です。
そもそも負の遺産よろしくため込んでいる場合は、今後プラスマイナス0にしても遺産部分はしっかり残り続けるので
入れる<出すにしてマイナスにしないと、いつになっても遺産部分が減りません。
今年の「入れ方と出し方」を意識してみると、来春の体に何か変化がみられるかもしれません。