今日、誰もいない自宅で、何もないところで派手に転びました。
よそ見をしていて気づいたらいきなり目の前に床があったので、普通にびっくりしました( ゚Д゚)
で、その誰にも突っ込んでもらえず、打ち付けたところは激痛で、
数分間起き上がれなかった私にやってきた感情は「爆笑」でした
なんなんですかね、アレ。
とにかく同時にいろんな情報や感情がやってくると、頭がおかしくなるのか・・・
アホみたいに笑いました。
ひとしきり笑った後、急に自分の整体オタクが顔を出します。
痛いところは、「腕」でした。
それも肘から下の部分で、左手は指先、右手は手首と肘の中間あたりに痛みが・・・
右手の方を見ると、いい感じにすりむけていました
それを見て、また笑いがこみ上げてきます。
と同時に、自分の体の反応を思い返して、感動しました。
あー、私の体、ちゃんと反応したんだー。
正確に言うと、パラシュート反射と呼ばれる反射で
生後半年くらいから、
前方向に倒れそうな状況になると、
両腕が前に出てバランスをとったり顔をガードしたりする反応のことなのですが。
これ、意外と出ない人がいるんです。
泥酔したり意識が不明瞭な時はともかくとして
転びそうになったら普通は顔や頭を守るのは、命を守るために必要だから備わっている本能です。
しかし、その体勢になれない人は、当たり前ですが腕が前に出ません。
どういう人か、想像してみてください。
・・・・想像できましたか?
腹ばいにしても腕が顔の前に来ない子や、ハイハイしない子、そういう子がそのまま成長した人がそうです。
普段受け身の姿勢を取らない(取れない)子は、とっさのときにも取れません。
そしてそういう子は、急に転んだ時に腕が前に出せず、鼻の頭を強打したり、前歯を折ったりするリスクが格段に上がります。
私自身、それほど素敵なハイハイを経験したとは到底思えないし、
体も非常に悪いので、とっさの時に反応としてパラシュート反射が出なくても正直不思議ではありません。
そんな私がパラシュート反射を出したことは、オタク街道まっしぐらですが、感動に値することなのです!!
まあ、理想的にきっちり反射が出ていれば腕の内側(手のひら側)から着地するはずのところ、
小指の延長線上に擦り傷ができていることを考えると、
肩や肘のねじれがあったのね~とダメポイントを分析できてしまいますが(汗)
ハイハイしないで立ったり歩けるようになる子は一定数います。
それが即日常生活に問題を起こすわけではありません。
ただ、とっさの時、転ぶくらいならかわいいものですが、
交通事故やスポーツ中の不慮の事故等の時に、
軽傷で済むのか重症のリスクを負うのかの分かれ道になることも大げさな話ではありません。
ご自身やわが子がきちんと受け身の姿勢を取れる体なのかどうか、
この機会にちょっとチェックしてみるのもいいかもしれません。
擦り傷はまだ数日痛みそうです(-_-;)
PCを打ち込んでいる今も、ちょうど机にあたるんですよね・・・
一人で痛くて恥ずかしい思いをした今日の体験を、
もっともらしくちょっといい話風に昇華してみました✋