最近のことですが、急に体調が悪くなり
ひたすら続く頭痛でダウンしました💦
自分ではわからなかったのですが、家族によると相当顔色が悪かったそうで
私は私で具合が悪すぎて若干記憶があいまいでした( ̄▽ ̄;)
最初は風邪でも引いたかと思って、
このご時世にそれは微妙だなあ、と思ったのですが
原因はなんと・・・
肩こりでした
自分でそれに気づいて、セルフケアをし、手が届かないところは家族に手伝ってもらい
仕上げは先輩に治療してもらって
夜からダウンして、翌日のお昼くらいにはほぼほぼ全回復していました(笑)
風邪だったらこんなに回復が早いワケがないですね。
肩こりにもちゃんと理由があるので、もちろんなぜ肩こりになったのかの理由も考える必要はありますが
体のことを知っていてよかったと心底思いました。
たかが肩こり、されど肩こり・・・
タネが分かってしまえばそれこそ「なーんだ」の世界ですが
これ、多分普通に病院に受診したら
診察して、検査しても異常ないですね、で終わって
でもつらいのがよくならないから違う科を受診して、
やっぱり原因がわからなくて・・・堂々巡り。
って、冗談抜きであると思います
なんてことを家族で話していた時に
ふと、10年くらい前に原因不明の偏頭痛が何日も続き
総合病院の救急に受診してCTを撮る騒ぎになったことを思い出しました。
あの頃自分は若かった・・・
実年齢だけでなく、未熟とか、物を知らないとか、いろんな意味で(-_-;)
結局何も異常は見つからず、痛み止めの薬をもらって帰りました。
おかしな病気でなかったことがわかっただけでもよしでした。
痛み止めを飲めばマシになるのでとりあえず動けるようになって、うやむやなままなんとなく症状は消えたのですが
今になって考えれば、今回の頭痛と同じだったのでは?
普段お客様を触っていると、本人から申告がなくても
普段頭痛がありそうな人はなんとなくわかります。
確認すると、だいたい正解します。
この「触る」が多分重要な分かれ道なのだと思います。
頭痛で病院に受診しても、医師は頭や首、肩を触ることはほとんどありません。
(ちゃんと触ってる!というすばらしい医師の方は、気分を害されましたらすみません)
問診で症状を確認して、必要な検査を依頼するのがスタンダードです。
肩こりですねって気づいて言ってくれる医師もまれにいますが、確実に少数派です。
そうなると、あっという間に原因不明の謎の病ができあがりです。
病名や症状に惑わされずに、素直な、曇りなきまなこ(笑)で体と向き合うと
西洋医学の常識とはまったく別の物が見えてきたりします。
西洋医学がだめとか、東洋医学がいいとか、そういう話ではなく、あらゆる可能性を考えて全体を見るとおもしろいっていう話です。
10年前に今の考えを持っていたら、
もしかしたら救急受診騒ぎはなかったかも
なんて思ったりします。
あくまで可能性ですけど。
広い視野をもって情報が整理できないと
たいしたことないものが、今日も原因不明の病として誰かを悩ませているかもしれません。
私としても、良い勉強と気づきの体験になりました。