先日、20週位からずっと治療させていただいていた妊婦さんが出産されました。
この方はもともと妊娠中の腰痛に悩まれていらしていたのですが
腰痛が良くなってからも、治療を受けると楽になるからと通い続けてくださいました。
特に問題なく、快適に妊娠生活を送れたそうです。
出産前は、数日前駆陣痛が続いてあまり眠れない日が続いたようでしたが
前駆陣痛の最中、治療にいらした時
胎児の頭がしっかり産道に入っていなかったので、このせいでお産が進まないんだなと思いました。
しっかり産道に頭が入るようにさせていただき、お帰りの時には胎児の頭は産道にもぐっていました。
その日の夜、本格的な陣痛がきて、初産でしたが5時間ほどでスムーズに出産されたそうです。
退院後、ママと赤ちゃんを治療させていただきましたが
赤ちゃんはよく眠り、よく飲み、よく出す、育児する側には大変ありがたい手のかからない子でした。
ママの方は、出産に伴って少し骨盤が緩んでいましたが、
産後すぐとは思えない位体はしっかりしていました。
妊娠中に体を整えることは
出産時のリスクを可能な限り減らすという大きな意味があります。
また、生まれてきた赤ちゃんが手がかからないことが多いです。
そして、産後のトラブルを起こしにくい。
・・・いいこといっぱいですね。
トラブルが起きてから対処することも大切ですが
予防するということが、予期せぬトラブルから自身の身を守ることにもつながります。
よい状態の体で、よい状態の赤ちゃんを出産するということが、
最近は難しくなってきているかなと感じることがあります。
ぜひ、体を整えて妊活・妊娠生活・産後の育児に臨んでみてください。