先日、かなり久しぶりに生理用ナプキンのテレビCMを見かけました。
その十数秒の内容に「ん?」と違和感を覚えました。
まずは多い日用や夜用ナプキンが、特に羽部分が自分の知っているものよりもかなり大きくなっていること。
ものによってはおむつ?と思うほどの大きさ。
世代の問題かもしれませんが、昔のナプキンはそこまで下着を覆い隠してはいなかった・・・はず。
そして、後ろ漏れを「月経過多」と表現していたこと。
この二つが個人的に聞き流せませんでした。
ナプキンの大きさに関しては、私自身が超ずぼら布ナプキン勢なので紙ナプキンとの邂逅が少ないからかもしれません。
しかし、後ろ漏れ=月経過多はやっぱり違和感が!
本当に月経血が多いという人がいらっしゃることは承知の上で
多すぎるから漏れるのではない、ということを主張したいです。
実際後ろ漏れした時に、ナプキンの本体が当たっている部分にはそれほど血がついていないのになぜ?と思ったことはありませんか?
トコちゃんベルトを愛用していた頃、経血量が多い夜はベルトを巻いて就寝すると後ろ漏れしにくいということを経験で感じていました。
出産時の出血も骨盤が緩んでいると量が出やすく、きちんと開閉できるとそれほど多くならないというのを助産師としての業務上でも自身の出産時の検証でも確認しています。
昔の人は普段自力で膣を締めて経血を止めていて、トイレに行って用を足す時にだーっと出していた、と知った時、絶対無理!!とひっくり返りそうになりました。
しかし、実際にそのようにしている人何人かと出会い、できるものなんだなあと知りました。
最近は年齢で経血量が減ったせいかもしれませんが、調子がよいときは私もそれに近い感じであまりナプキンを汚さなくなりました。
子宮内膜症などで経血のトータル量が多いのと、経血が狙った地点に着地しないのは別の話です。
後ろ漏れは特に。
かなり前に赤ちゃんの話で「うんち背もれ事件の真相」という記事を書きました。
原因はこれと同じだと考えています。
お尻(骨盤)がきちんと閉じられずぺしゃんとしていると、左右のお尻のお肉が防波堤の役割を果たせず、出たものがお尻の穴を乗り越えて背中の方へ流れます。
それがおしっこだろうがうんちだろうが月経血だろうが同じことです。
夜しか後ろ漏れしません、という人も、それは日中は体を起こしているから重力のおかげで床方向へ流れてくれているだけのことで
赤ちゃんのようにごろごろ寝転がって過ごしていたら昼間でも後ろ漏れは起きるはずです。
骨盤が動きやすくなると後ろ漏れは改善しやすいと思います。
後ろ漏れにお悩みの方は、骨盤周りに目を向けてみてください。
自分のお尻のお肉で肛門を隠す(まもる)ことができているかがある意味バロメーターです。
骨盤の開け閉めがしにくいということは下半身のバランスがとりにくいということであり
下半身が不安定だと上半身が過剰に力を入れていないと立っていらいられないし
上半身の力が抜けないと肩こりや頭痛とお友達になる他、呼吸が浅い、疲れやすい、疲れが取れにくいといった全身に影響が出ます。
結局は、体全体がうまくバランスをとって快適な状態でいられることが理想ということになります。
たかが後ろ漏れ、されど後ろ漏れ、なお話でした。

