ちょっと前のことですが、今年のお正月、
年に1回だけ連絡をする高校の同級生とのやりとりで
体調不良の話題になりました。
この友人は長年婦人科疾患やめまいに悩まされ続けているのですが
連絡をすると不健康を自慢し合うサラリーマンの如く、
これでもかと自身の不調の説明を繰り出してきます。
で、毎回彼女が必ずいう一言が
「トシのせい」
です。
これ、かなり便利な言葉ですよね。
残念なことに、医療業界ではよく使われる言葉なので、
余計に変に使いやすいというか、なんというか・・・なのですが
私調べですが、この「トシのせい」が口癖の方ほど見た目が実年齢より上に見えたり、
不健康が服着て歩いているようなことが多いです。
大変失礼ですが、先述の友人も、同い年なのにぶっちゃけ年上に見えます。
これは、私が普段関わる妊婦さんや産後の方でもそうなのですが
20代でも「トシのせいですかね?」という方は年齢より老けて見える方が多いですし
40代初産でも気持ちが若い人は元気ではつらつとしています。
ていうか、20代で「トシですかね?」って私に喧嘩売っているのかな?
年齢のせいにせず生きている人は若いです。
なんて書いていて、その代表のような人が超身近にいたことに先日気づきました。
相方(?)の内藤先生です!
所属団体でセミナー講師をやっているのですが、そのパートナーの先生です。
内藤先生とは年齢が10歳ほど違いますが、以前も今も正直並んでもあまり年齢差を感じません。
初対面の時も年同じ位だろう・・・と思って接していたので、
年齢を知ったときは医療業界の年功序列が頭をかすめ、
無礼な振る舞いをしてしまったかもしれない!
とガクガクブルブル・・・でした( ̄▽ ̄;)
・・・何の話でしたっけ?
お互い初対面の時より見た目は若くなりましたが、
やっぱり内藤先生の若さの秘訣には、トシのせいにしない、が含まれているように思います。
私も昔(主にナース時代)はよくトシのせい発言をしていたのですが、最近はめっきり言わなくなりました。
言わないから変わったのか、変わったから言わないのかは定かではありません。
内面から変わるためには「トシのせい」ロックを外すことが近道になると思います。
これは美容でも健康でも同じことです。
実年齢を変えることはできませんが、年齢より若くなるも年齢より老けさせるも自分次第なのです。
口癖になっている方は、まず口癖をやめてみましょう。
並行して体を整えると、健康に、きれいになっていきます。
キレイに向けて、今日から始められます。