今週クリニックで産後おっぱいが張って痛い・・・という患者様にあいました。
お胸はガチガチ、乳首はパツパツで、体を動かすのも痛い、胸を触ると痛い、授乳が痛い・・・
と、かなりつらそうでした。
もうすぐ退院なのに、それじゃ大変だな、と思い
すこーし体を触らせていただきました。
胸を触ったら痛いので、基本触りません。←ふつう産婦人科では冷やすかマッサージするかですけど(^^;
気になったのは背中・肩の緊張。
詳しくは省きますが、内臓のお疲れによるものでした。
お疲れな内臓を触って、肩こりと背中のこりがよくなったら、ご本人の姿勢がよくなりました。
・・・で、おしまい。
「あれ?」
ご自身でお胸を触っても・・・痛くない。
もののついでなので、おっぱいをあげるところも確認。
赤ちゃんがおっぱいをくわえても
「あれ? 痛くない」
よかったですね。
謎の手品を繰り出すあやしげな助産師に、患者様は微妙な顔をされていましたが
よくなったからいいですよね。・・・ね。
実際は、別に手品でもなんでもなくて、
おっぱいの循環を悪くしていた原因が内臓の疲れだったので、
それをどうにかしただけ、なんですが。
体はつながっています。
おっぱいが痛い ≠ おっぱいが悪い です。
そんなわけで、おっぱいトラブルは無理して痛いおっぱいを触らなくても改善できます。
それ以前に、体を整えておくことでトラブルを予防し、元気に楽しく育児できる体になります。
体がつらくて育児を楽しめていない方は、一度ご相談ください。
違う世界が見えるかもしれません(笑)