真犯人は隠れるのがうまい

健康

人は痛みがあるところは意識しやすいですが、沈黙しているところには意識が向きにくいです。
そのため、痛い場所=原因の場所と受け取りがちなのですが、実際には痛みがある場所は真犯人をかばった結果限界がきただけだったりします。

肩こりや頭痛の原因は割と下半身にあるというのは、うちに通ってくださる方にはよくお話することです。
骨盤や足首などが不安定だと立った姿勢を維持するために肩を持ち上げて緊張させることで倒れないようにふんばっている、というものです。
こういう時、原因となっている場所は特に痛みや違和感を感じていないことがほとんどですが、ガチガチに緊張している場所を特定して触ったり、少し緊張を緩めてみると激痛だった、というのも珍しくありません。
別の例でいうと、普段歩くとき足の裏は特に痛みを感じることがないのに、足つぼ系の何かをすると即激痛、または最初は何も感じなかったのにやっていくうちに信じられない痛みが襲ってくる、みたいなのもそれです。

そして最近私が結構重要だと感じているのが腕の前腕部です。
前腕てあまり聞きなれない方もいるかもしれませんが、腕の肘~手首までのエリアです。
俗に二の腕という場所は上腕に含まれます。上腕二頭筋や三頭筋というのは筋トレ用語とかで耳にすることがあるかもしれませんね。

それはさておき、前腕も経験的に直接痛みを感じることは少ない場所です。
指や手首、肩が痛いという話はよく聞きますが、前腕が痛いというのは訴えとしてとてもとても少ないです。
聞くとしても、草刈りや草むしりを手動でやった後くらいでしょうか。

なのですが、ガチガチになっているとけっこうなパワーで全身に影響します。
近隣の手首や指、肩はもちろん連動や引っ張り合いの関係で脚や首、頭、内臓関係にも影響が出ることがあります。
体はすべてつながっているので、どこかだけが特別というわけではもちろんないのですが
負担がかかっているという自覚が出にくいのに方方に影響を及ぼすという意味ではなかなかの曲者と言えます。

前腕に限らず何もしなければ何ともないけど、触ったり押したりすると痛い場所は、隠れるのが上手な犯人かもしれないので、そういう場所を見つけたらとりあえず温めたりやさしく触ったりして労わっておくと後で唐突に痛い目を見ず済むかもしれません。

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