手を使いすぎな現代人

健康

突然ですが、現代人は体を動かさない割に肘や手首より先端の部分だけを動かす、という動作が増えています。
昔は体の大きな部分から一緒に動かすことが普通だったので、たとえば雑巾絞りでも手の力だけを使うのではなく、腹筋や肩甲骨も使うのが当たり前でした。
今はパソコン仕事やスマホ、ゲーム機をはじめ、とにかく手先だけで完結するものが多いですよね。
体の大きい部分を使わなくてもできてしまうので、大きい部分を使うことをしないまま成長してしまう人も増えました。

私が整体を学ぶことになったきっかけは助産師として出産や育児のフォローするという目的だったので
産後のママの腱鞘炎の対応などその主たるもので、整体で手を施術するのは当然と思っていました。

いくつか様々な流派(?)の施術方法を学びましたが、
実は手を重要視しない団体が自分の予想よりも多く、「えー?」と思ったのを覚えています。
私的には「手」はかなり重要です。
ハンドマッサージが流行るのもよくわかる・・・(ほろり)という感じ。

手の負担から体の他の部分に不調を抱えている人が多いことを以前から感じていたこともあって
昨年は開業15周年をひけらかすついでにお誕生日プレゼントとして手の重点ケアを企画しました。
私の通達方法に問題があったのか、それほど魅力を感じてもらえなかったのか
受けてくれた方にはとても好評だったものの、受けてくれる方の母数がちと少な目だったのもまた事実( ̄▽ ̄;)

だんだん周知されてきたからか、はたまた手の悩みを抱える方がじわじわ増えているのかは定かではありませんが
今年は昨年よりも手のケアを希望される方が増えました。
そして、手が楽になって初めて、手が自覚していた以上に疲れていたり、緊張していたということに気づかれたりしています。

どうもでいいカミングアウトですが、私は割とガチ目なゲーム好きです。
そして、好きだからと言ってゲームをやりすぎると手に不調が出るのは当然ながら、背中の痛みや頭痛、時には足首に違和感が出ることがあります。

使うボタンの数や種類、連打が多いか少ないかによって長時間やっても大丈夫なソフトと体調が万全でないと翌日に響くソフトがあって、翌日に響くやつを冗談交じりに「体が痛くなるゲーム」と呼んでいます。
「手が痛くなるゲーム」ではないところがミソです。

ホラー系でびくびくして体がこわばったり、驚いた拍子に体が緊張するから、ではなく
普通にプレイして、その後手の疲労と緊張からから体の他の部分に痛みや緊張が出るのが名前の由来です。

ファミコン時代から考えると今のゲーム機はコントローラーが断然大きく重く、使う指も増えています。
スマホゲームも人体の自然な指の動きとは違った方向に動かすものもあり
そこに集中しているときは無意識にやっている動きを、何もない状態で再現すると体のとんでもない緊張が確認できることもあります。

体はつながっているもんな~とのんきに分析したりするのですが
存分すぎるほどやると仕事に支障をきたすので、さじ加減が難しいところが日常生活の悩みのタネです。

まあ、実際のところは
わかっちゃいるけどやめられない、のことも多いです💦

まあ、ゲームの話はさておき、パソコン仕事やマッサージなどのお仕事で手を使いすぎてしまう方も多くおられます。
それこそ私の自業自得とは違って、毎日やらなければならないことも多いので
そういう時に手を自分で労われるといいですよね。

親指の付け根の膨らんでいる部分をモミモミする
が一番簡単でお風呂や電車移動中などでも使えます。
他に手首を優しく触って皮膚を動かす、というのも最近の私のお気に入りです。

モミモミは多分なんとなくわかると思うのですが
皮膚を動かす、はちょっと何言ってるのかわからないかなと思います(-_-;)

気になる方はお手数ですが、直接聞いてもらえればと思います<(_ _)>

とりあえず、「自分で思っているよりも手が疲れている」と思ってケアしてあげると
ちょっとよくなってみて「本当に疲れてた!」と気づけるようになって
たくさん使ったときは手をケアしてあげると楽~
と変化していきます。

多分ですが、よほどいろいろ気を遣って生活しているのでない限り
みなさん手がやたらと疲れているはずです。

このブログが目に入ったのも何かの縁と思って、自分の手を労わってあげてみてはいかがでしょうか?

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